EPA(米国環境保護庁)のサイトから最新情報を日本語で紹介します。
中心となるサイトは 
http://www.clu-in.org です。
       教育、政策および指導のための資料(Educational, Policy, and Guidance Materials)
       @汚染地域   A系統立った計画   B動的作業計画   C現場分析法の利用

       
D統計/サンプリング計画   Eサンプル採取とその取り扱い

        F汚染地域の特性付け調査例   G近代化の経験
       @汚染地域(Brownfields)
●土壌汚染土地の調査および浄化のための斬新な技術の利用法を理解するための道筋
  再開発が予定されている用地の浄化のために、一般に適用される道筋を段階的に
  説明し、土壌汚染土地の関係者に対して斬新な技術を紹介し、その提供方法を説明
  している。土壌汚染土地が、公共機関、私企業、公私共同事業いずれによって再開発
  される場合についても、その関係者や影響を受ける多くの人々に貴重な情報を提供
  している。第3版には土壌汚染土地での技術的な決定を下すのに役立つ、新規もしく
  は改訂した91の技術提供者および論文・短報など150の情報検索源を載せている。
  技術的な妥当性、現地調査および浄化へと連続した意思決定に対するTriad法の利用、
  およびデータの質とその地域代表性についての鍵となる事柄が載っている。
  (注)Triad法:系統的な計画、動的作業計画とリアルタイム測定技術の3つを組み、似た
          ものを指し、有害廃棄物地域の浄化戦略を低価格で実施する目的で開発
          した手法。
●EPAの土壌汚染土地への技術援助センター
  土壌汚染土地への技術援助センターは、EPAの技術革新計画と連携し、土壌汚染土地
  についての意思決定者が、その施設について十分な知識を持って「賢明な」技術的決定
  をするために必要な、広範囲にわたる技術についての知識が得られるように手助けして
  いる。土壌汚染土地センターは、特定の地域について、公平な評価とそれを裏付ける
  情報について手軽に入手できる情報源を提供している。このセンターは、これら地域で
  の調査と浄化計画に対する技術的な再検討方法をも提供している。さらに、このプロジェ
  クトでは、5箇所の危険物研究センターでの土壌汚染土地への技術援助プログラムの
  ように、多くの役立つ活動についての情報も提供している。
●土壌汚染土地の地域評価に対する品質保証の手引き 資料ダウンロード(1.40MB)
  この手引書は土壌汚染土地の管理者に重要な品質保証の概念と問題点を提供し、
  地域の環境条件を明確にするために必要な環境データの種類と質を得るための道筋
  を示している。


       A系統立った計画(Systematic Planning)
●代表性を求めて:環境データの品質モデルの進化 資料ダウンロード(1.08MB)
  「代表性を求めて:環境データの質を高めるモデルへの進化」というタイトルの本書は
  Quality Assurance Good Practice, Regulation and Law(品質保証のための最良の
  手順、規則と法律)と呼ばれる雑誌の2002年11月・12月号に掲載されている。
  この論文では、データの代表性がデータの品質の基礎であるが、現在使われている
  汚染物質データについてのデータの質に関するモデルはいまだ環境の不均質性に
  対応していないと述べている。サンプリングの不確かさを明白に管理できるような次
  世代のデータ品質モデルを構築できる。技術革新によって、データの代表性を保証
  する費用対効果の高い、高密度の順応性のあるサンプリングが可能になっている。
●米国陸軍工兵隊(USACE)の技術マニュアル
  米国陸軍工兵隊は、技術プロジェクト管理者や技術者が有害、および放射性廃棄物
  処理場でプロジェクトの目的を確認し、データ収集計画を作成するにあたり、役立つ
  技術プロジェクト計画(TPP)マニュアルを作成した。技術プロジェクト計画は、詳しい
  情報に基づく決定と閉鎖を可能にするプロジェクトの目的を達成するために必要な
  データの種類、品質および数量を確実に得るのに役立つ。この技術計画プロジェクト
  は小さな簡単な調査地から大きな複雑な調査地まで調査から閉鎖まで利用できる。
  技術計画プロジェクトの手順は、環境データの収集および評価のためのアメリカ国家
  基準を満たすための工兵隊の品質管理システムの重要な一部である。
●米国陸軍工兵隊(USACE)の技術マニュアル‐火工品や爆発物(OE)、危険物、毒物や
  放射性廃棄物(HTRW)プロジェクトのための概念的現場モデル 資料ダウンロード(1.23MB)
  この陸軍工兵隊マニュアル(EM110-1200)は、USACEの技術プロジェクトの計画
  (TPP)とTriadの手法の両要素を総合した概念的現場モデル(CSM)について説明
  している。CSMとは、プロジェクトを判断するために必要なその土地と環境について、
  何がわかっており、何を知る必要があるかを説明するものである。CSMは汚染源と
  その受け皿ならびに相互作用について、リスク評価とリスク削減方針作成と関連させて
  いる。プロジェクト推進者がデータ収集と対策計画を作成し、データを解釈して、他の
  関係者との対話に役立つ。精密なCSMはTriadの最初のものであり、防御的な決定
  と費用対効果の高い修復計画に役立つ。
●USACEの技術プロジェクト計画(TPP)技術マニュアル 資料ダウンロード(1.32MB)
  陸軍工兵隊は、危険物、毒物や放射性の廃棄場でのプロジェクトの目的を決めたり、
  データ収集の計画を立てたりするプロジェクトマネージャーや技術者のための技術
  プロジェクト計画(TPP)技術マニュアルを作成している。詳しい情報に基づく決定や
  現場の閉鎖するというプロジェクトの目的を満足させるための必須なデータ形式、
  品質および個数を決めるのにTPPの工程が役立つ。小規模で単純な現場から
  大規模で複雑な現場まで、調査から閉鎖に至るまでTPPの工程を利用できる。
  TPPの工程は、環境データの収集と評価する計画についての米国国家基準に適合
  しており、工兵隊の品質管理システムの重要な要素となっている。
●環境についての決定する際の不確実性の取り扱い 資料ダウンロード(574KB)
  「環境についての決定の際の不確実性の取り扱い」と呼ばれる論文がEnvironmental
  Science&Technology2001年10月号に特集記事として発表されている。サンプリング、
  分析および意思決定の不確実性を考慮し、動的作業計画と注意深い管理の下での野外
  分析技術を使うことによって、プロジェクトについての意思決定の信頼性を高めるとともに、
  汚染現場の調査と浄化の費用を大幅に削減できる。
●データの品質目標(DQOs):利用と開発
  品質管理者用文書
  環境研究および品質保証の国家センター(NAERQA)の品質アドバイザー(QS)は、
  EPAの品質システムと品質保証(QA)手続きおよび政策の実施にあたり、EPA全体
  にわたる中心的な管理者となっている。データの品質目標(DQOs)と品質保証に
  関するEPAの書類はダウンロードできます。
  品質管理者の訓練用ソフトウェア
  コンピュータ上での訓練(CBT)は、マイペースで実施できる訓練法で、簡単に受け
  られます。品質管理者のためのコンピュータ上での訓練は品質保証(QA)手順、データ
  の品質目標(DQOs)およびデータ取得やデータ解析のための基礎的な情報について
  の訓練用ソフトウェアです。
●科学的助言委員会(SAP)設置のための指針:系統的な計画法と成果主義に基づく測定
  システム(PBMS)を利用した 資料ダウンロード(276KB)
  「高品質なデータ」となることが期待されているので、将来分析する場合の要求項目
  を予測し、多くの環境データを集めている。しかしながら、この「高品質なデータ」が
  信頼できるプロジェクトについて決断するためには、足らないことがよくある。USEPA
  のBarry LesnikとDeanaCrumblingの共著でEnvironmental Testing&Analysis
  2001年1-2月号に掲載された論文には、いかに正確なサンプリングと分析計画は
  決断をする場合の(サンプリングの問題がいつも原因となっている)不確実性に対処し
●Web上でのエネルギー省(DOE)データ品質目標(DQO)についての訓練用資料
  「環境についての意思決定の際の不確実性の取り扱い」と呼ばれるDOEの資料は
  ウェブサイト上で自由に入手できる。内容は、不明瞭でない意思決定声明の作成と
  決定のためのルールであり、統計に基づくサンプリング計画と決定方法のダイアグラム
  に基づいた基礎的な統計の概念(理解しやすい例を使った)と基礎を取り上げている。
●有害廃棄物処分場の特性付け(CD‐ROMによる)
  国家暴露研究所(NERL)のラスベガス環境科学部(ESD-LV)による「有害廃棄物
  処分場の特性付け」(CD-ROM:EPA600-C-96-001)には、有害廃棄物処分場
  について、複雑で多方面にわたる特性付けのために、環境の専門家に役立つ文献
  やソフトウェアについて記述している。このCD-ROMには、EPAの資源保護および
  回収法(RCRA)やスーパーファンドプログラムに関するコンピュータプログラムが
  コンパイルしてあり、印刷もできるし、キーワードによる検索もできる。


       B動的作業計画(Dynamic Work Plans)
●EPAスーパーファンドプログラムが推奨する動的な作業計画
  EPAでは「動的現場活動」の名のもとに、動的作業計画戦略を使うことを推奨している。
  EPAではUSEPAのプロジェクトマネージャのために、各汚染現場での動的作業計画
  を監視するための指導書として、2003年に手引きを発行している。この手引きは動的
  作業計画を遂行しているその他の重要な意思決定者の教育にも役立つものである。
  データ表と伝達メモの付いた手引書が入手できる。
●動的作業計画と現場分析指針:費用対効果の高い現場の特性付けと浄化の鍵
  資料ダウンロード(654KB)
  多数の政府機関、学会や民間機関が、有害物質の汚染現場の特性付けや浄化を
  効率的で費用対効果を高く実施できる斬新な方法を発表している。これらの方法では
  基本的ないくつかの点は共通している。ここに述べる方法の費用対効果の高さや
  実用性はいくつかの現場で実証されている。この指針はクリントン大統領の環境技術
  イニシアチブの資金援助でUSEPA第1地区と協力し、Tafts大学が作成した。
●Ames研究所の環境技術開発プログラム
  アイオワ州AmesにあるAmes研究所は米国エネルギー省(DOE)の環境管理部が
  設立した。短期、安全、良質で安価な特性付け、モニタリングおよび感知作業方法の
  ための技術開発やその移転を促進するためにDOE本部とAmes研究所は共同で
  活動している。この活動の一つが短期現場特性付け(ESC)である。ESCはDOEの
  環境復旧プログラム、USEPA、各州の取締官およびウエシティングハウス・サバンナ
  川会社の共同作業である。


       C現場分析法の利用(Using Field Analytical Methods)
●代表性を求めて:環境データの質モデルの進化 資料ダウンロード(108KB)
  「代表性を求めて:環境データの質モデルの進化」という表題の論文はQuality Assurance
  :Good Practice、Regulation and Lawの2002年11/12月号に掲載されている。
  この論文では、データの代表性がデータの質の基礎であるにもかかわらず、今までの
  汚染データについてのデータの質モデルでは、分析方法に主眼を置いており、環境の
  不均質性に対応するような方法を考慮していないことを述べている。サンプリングの不
  確実性をきちっと管理できる次世代のデータの質モデルを作るのに必要なデータの代表
  性を保証できる。費用対効果の高い、高密度な適応的サンプリングが技術革新によって
  可能になってきたと述べている。
●Triad法と必要な情報源について記述したデータ表
  サイトアセスメント、特性付けおよび浄化を実施する場合のサンプリング、分析および
  データ管理活動について、合理的な方法を採用できるようにUSEPAは援助している。
  「Triad法」の名のもとでEPAは他の連邦ならびに州政府機関と協力し、新しいデータ収集
  および解析方法とリアルタイムの現場での意思決定を助ける遠距離通信技術の進歩を
  活用した活動戦略の系統だった枠組みを開発している。Triad法はプロジェクトの意思
  決定の確実性を高めながら、現場調査、浄化およびモニタリングの総費用を下げている。
  Triadファクトシートでは、Triad法の全体の仕組みがわかり、Triad Resource Fact Sheet
  には、既に開発されたまたは現在、開発中の教育、訓練および手引き資料が一覧できる。
●具体的なSW-846試験法の利用法 資料ダウンロード(158KB)
  資源保護および回収法(RCRA)およびスーパーファンドプログラムでのデータ作成のため
  に使う方法をEPAが「承認した(限定的な意味で)」、したがって、SW-846に記述された
  方法を使う必要があるとの誤解が広がっている。この誤解から派生し、SW-846に載って
  いない新しい技術や分析法は使うことができないとの誤解がある。これはうそです!
  EPAが以前発表した「SW-846法は将来を見通して必ずしも使用する必要はない」という
  手引きを1998年8月7日のメモランダムで再確認している。SW-846と実績に基づく
  測定システム(PBMS)および斬新な分析技術の関係についての追加議論はサマリー
  に掲載されている。PBMSについては固形廃棄物局(OSW)のPBMSウェブサイトに
  詳述されている。
●現場分析技術および現場特性付け技術
  資料ダウンロード(155KB) 資料ダウンロード(319KB)
  汚染現場での204の技術を利用した現場分析技術や現場特性付け技術についての
  報告である。おのおのの技術について、技術を適用した汚染物質と媒体を含め、報告
  を受けた技術の利用法、技術の長所および短所、利用する場合の費用について述べて
  いる。この文献の内容は、連邦および州の現場管理者およびVendor現場分析および
  特性付けシステム(FACTS)データベースから得たものである。
●環境の意思決定における不確実性の管理 資料ダウンロード(574KB)
  「環境意思決定における不確実性の管理」という論文はEnvironmental Science&
  Technology2001年10月1日号に掲載されている。動的作業計画とサンプリング、
  分析および意思決定の不確実さの注意深い管理の下で野外分析方法を使うと
  プロジェクトの意思決定の信頼性を高めつつ、汚染現場の調査と浄化の費用削減に
  大きく役立つことをこの論文は示している。
●環境分析の将来傾向
  USEPAの固形廃棄物および緊急対応局(OSWER)は、さらに効果的な有害廃棄物
  処分場の特性付けとモニタリング方法を推奨している。特に、有害廃棄物処分場での
  データ収集と技術的な意思決定のための系統的なサンプリング、動的作業計画および
  現場分析を総合した統合Triad法を使うという新しい手法を奨励している。
  近い将来、有機物の分析で環境分析所がどのような役割を持つかを予測した、固形
  廃棄物部の責任者Barry Lesnikの考え方を示す論文を読むことを勧めます。「21世紀
  の有機物環境試験所:1つの未来像」と名づけたこの論文の重要な点は、大局的な方法
  から成果主義に基づく測定システム(PBMS)への変化、「グリーン」法の使用、および
  スクリーニング法と現地分析両者の使用の増加について述べている。
●現場分析の利用・経験と教訓:野外データの裁判での防衛可能性
  資料ダウンロード(16KB)
  あなたが担当している有害廃棄物処分場のデータ取得を現場分析法で実施しようと
  しているが、そのデータが「裁判に耐えうるかどうか」わからないとする。カリフォルニア
  州EPA(Cal EPA)のBart Simmons著のこの論文では、連邦とカリフォルニア州の
  裁判所でこのようなデータが科学的に証明されたものでも法的に防衛可能であったか
  を述べ、「裁判での防衛可能性については、野外調査方法は分析室での固定式の分析
  方法となんら変わらない」と結論づけている。
  Bart Simmons氏は、カリフォルニア州EPA毒物管理局(DTSC)の有害物質分析室の
  室長である。彼はカリフォルニア大学バークレー校から環境衛生科学で博士号を受けて
  いる。E-mailのアドレスは、bsimmons@dtsc.ca.govである。
●現場への携行可能な分析装置製作事業 資料ダウンロード(834KB)
  多くの現場への携行可能な分析装置が販売されており、短時間で多くの情報を含む
  現場で分析できる装置である。現場携行型分析装置を利用している人は、現場で分析
  する方が分析装置を取り扱っているだけよりずっと利点が多いことにすぐ気づく。
  Environmental Testing&Analysis2000年11/12月号に掲載されたCraig Crume
  著の本文献は現場分析での努力した点、戦略およびその成功について述べている。


       D統計/サンプリング計画(Statistics/Sampling Design)
●浄化基準の達成度合いを評価する方法
  ここにある文献集は、修復プロジェクトマネージャ(RPM)、現場責任者やその請負業者の
  ために、修復作業の進み具合を検討するためのサンプリングや分析方法について述べて
  いる。これらの手引書は、浄化基準の達成度合いを確認するために、可能なサンプリング
  とデータ解析方法の技術的解釈を示している。
●土壌サンプリングの品質保証利用者ガイド 資料ダウンロード(1.68MB)
  信頼性の高い環境意思決定をするためには、品質要求に耐えるデータが必要であり、
  そのデータ取得のためには、誤差の発生源を示し、それを管理する適当なQA/QC計画
  が必要である。土壌のように、比較的不均質な媒体を調査する場合、分析に関する事項
  よりサンプリングに関する事項の方がずっと大きな誤差の源となる。この1989年の文献
  は、実例について詳細な説明をつけ、「サンプルサポート」の概念のような、代表的サンプ
  リングと分析の設計における重要な問題点について説明している。
  長年にわたり、データの質の目標(DQO)という言葉の使い方は一定ではなかった。1989
  年の文献で使われているDQOという言葉の意味は、現在使われている意味とは異なって
  いる。この論文では、今日の有害廃棄物処分場周辺の浄化活動の中でDQOに関係する
  用語を概念的に理解できるようにしている。本論文の内容は、USEPA本部内の各種DQO
  およびデータ品質専門家の手で、その中での考え方がEPAで従来使おうとしているDQO
  用語と矛盾しないか検討されている。
●空間的な分析および意思決定補助(SADA)
  空間的な分析および意思決定補助(SADA)は、テネシー大学が無料提供している
  プログラムであり、汚染物質の濃度、地理的な空間分析、統計的な解析、健康リスク
  アセスメント、コスト‐ベネフィット解析、サンプリング計画および意思決定解析を総合的
  に見せるものである。SADAは、汚染地域を特性付けし、リスクを評価して、将来採取
  するサンプルの位置を決定し、修復活動を計画するにあたり、その地域を特定し、取り
  上げて使える。
●土壌、固形媒体や地下水に対する浄化基準の達成度合いの評価のための方法概論
  資料ダウンロード(1.09MB) 資料ダウンロード(3.95MB)  資料ダウンロード(6.54MB)
  資料ダウンロード(3.60MB)
  汚染現場では、防衛的なデータに基づき、有害化学物質の残留濃度がすべての要求
  される基準値や手引き以下になったことが確認されるまで、浄化が完了しない。その
  ような決定をする場合には、統計的な試験が重要である。この論文は、その過程を
  概観している。
●EPA観測経済シリーズ
  この文献では、統計解析でのサンプルの使い方について、CompositingとRankedと
  呼ばれる2つの方法を紹介している。両者の利点を述べている。
●DQO-PROソフトウェア
  アメリカ化学会の環境化学部会のホームページがDQO-PROと呼ばれるソフトウェアを
  解説書付きで無料提供している。DQO-PROは、環境専門家がプロジェクト全体の意思
  決定目標(またの名をデータ品質目標:DQO)をプロジェクトでのサンプリングと分析計画
  に置き換えることを手助けするよう設計されている。
●地域代表的なサンプリングをするためのCLU-INの援助
  CLU-INには、現場特性付けの中の統計的な計画と実施ソフトウェアの中に地域を
  代表するようなサンプリングについて、いくつかの文献が載っている。
●完全に統合した環境位置決定援助(FIELDS)
  FIELDSと呼ばれるソフトウェアは、現在、USEPA第5地区事務所で開発中である。
  FIELDSはGIS、GPS、データベース、地理統計解析アルゴリズムおよび画像化技術
  を総合した複雑なものである。FIELDSシステムのベータバージョン・ソフトウェアは、
  現在、CD-ROM上で提供されている。このプログラムは、現在試験中で、デバッグの
  の過程であるので、USEPAでは、現在その試用を連邦、州およびその関係機関に
  制限している。
●土壌のサンプリング誤差評価のための理論的根拠 資料ダウンロード(498KB)
  この1990年の文献は、実務者が汚染土壌の調査での誤差や不正確さを見積もる
  のを手助けするためのものである。現場サンプリングでのデータの質を評価するのに
  必要なサンプルの量や型式、品質評価サンプリングから得られる情報をどのように
  使い、測定過程での誤差や不確実性の源を見つけ、管理するかを決めるための
  理論的根拠を示している。
●統計的品質保証の文献
  EPAの品質専門家によるいくつかの文献はサンプリング計画(G-5S)やデータ解釈
  (G-9)のための統計手法の大きな手助けとなる。これらの文献はQSのウェブサイト
  上からダウンロードできる。
●すべての環境媒体でのスーパーファンドプログラムのための代表的サンプリングの手引き
  USEPAの環境対応チーム(ERT)は、1995年に大気、水、土壌、廃棄物および生体物質
 
の代表的サンプリング法の手引書を作成している。これらの手引書はERTの製品ウェブ
 
サイトの“Superfund Program Representative Sampling Guidance Document”メニューから
  8個のPDFファイルとしてダウンロードできる。
●連邦修復技術円卓会議(FRTR)最適化
  連邦修復技術円卓会議(FRTR)最適化ウェブサイトは、費用対効果の高い長期モニタリング
  するための統計や地理統計の利用に関するいくつかのソフトウェアと情報を提供している。


       Eサンプル採取とその取り扱い(Sample Collection and Handling)
●スーパーファンド代表的サンプリングの手引き
  資料ダウンロード(1.08MB)  資料ダウンロード(1.08MB) 資料ダウンロード(787KB)
  資料ダウンロード(959KB)  資料ダウンロード(1.60MB)
  1995年12月EPA発行のスーパーファンド手引書は地域に特異な条件、サンプリング
  計画法、代表的なサンプルの採取法と準備に関係する要件について述べている。概念
  的現場モデル(CSM)の重要性について説明し、所定の時刻と場所で、汚染地域全体
  での予想される汚染物質の存在と濃度の変化を反映する懸念される汚染物質の濃度
  を代表するデータを取る必要性を説明している。サンプリングによるデータに基づき、
  重要で将来多額の費用のかかる決定を下すのだから、汚染の脅威、汚染原因や広がり
  を見つけ、浄化の基準を達成させる時にサンプリングしたデータがどのくらい正確に実際
  の現場の特性を代表できるかということをプロジェクト責任者や現場の職員が理解する
  ことは重要である。スーパーファンドでは、代表的なサンプリング法について、土壌、水、
  廃棄物、大気および生物物質の5つの手引書が発行されている。
●揮発性有機化合物(VOC)のサンプリングと分析
  資料ダウンロード(195KB) 資料ダウンロード(60KB) 資料ダウンロード(10KB)
  USEPAは、固形物サンプルにおけるVOCサンプルの取り扱いおよび保存方法に
  ついての現存するデータおよび技術の最新評価を反映し、手引書を更新した。VOCを
  損失する最も一般的な2つのメカニズム、揮発と生分解の両者を最小限にする手順を
  示している。この手引書はSW-846 Method 5035Aに載っており、30ページに
  わたる詳細な説明も添付されている。
  米国陸軍工兵隊(USACE)も、その職員に対し、固形サンプルからのVOC損失を最小
  にするサンプル採取および取り扱い方法の手引きを「戦略」文書として発行している。
  USACEの文書では、SW-846 Method 5035Aの手引きを補足しており、サンプル
  採取、取り扱い、準備および輸送について、部分的に説明してある。さらに、高濃度
  および低濃度のサンプル保存法の選択のための意思決定樹状図が載っている。
  USACEの文書の他に、寒冷地域研究および技術研究所(CRREL)は、VOCサンプリング
  および分析について、いくつかの文書を発行している。「土壌および地下水中の揮発性
  物質のサンプリングおよび現場分析法:現場手引書(CRREL Report 99-16)」、「揮発
  性化合物分析のための土壌サンプルの保存と貯蔵(Special Report 99-5)」、「地表
  近くのVadose帯におけるVOC測定のための土壌サンプルと土壌ガス(Special Report
  98-7)」等が発行されている。これらの報告書(ならびに他の役に立つ報告書)はUSACE
  のReports and Products/Technical Reportsウェブサイトからダウンロードできる。
  米国材料試験協会(ASTM)は、ASTM D4547-98:揮発性有機化合物の廃棄物および
  土壌サンプリング手引書を発行している。
●米国陸軍工兵隊(USACE)の地下水サンプリング器具の研究
  米国陸軍工兵隊の寒冷地域研究および技術研究所(CRREL)が発行した2002年の
  報告書は比較的新しい5つの地下水サンプリング機器(Kabis、Hydrasleeve、Discrete
  Interval、Pneumo-Bailer、USGS Passive Diffusion Bag[PDB]サンプラー)に
  ついて、ある深度で一定区間の地下水を揮発性有機物、爆発物、殺虫剤や金属を含む
  各種分析のためのその現場を代表するサンプルを採取する能力について解説している。
  研究の第1段階で、既知の濃度の検体をいくつかの配管塔に入れた実験もしている。
  第2段階では、各種サンプリング機器を使い、現場で深井戸からTCEサンプルの採取
  実験をし、低流速サンプリング法で採取したサンプルと比較している。
●土壌サンプルの取り扱いと比較可能性
  金属分析のための土壌サンプルの代表性を確実にするためのサンプル取り扱い方法と
  金属についての野外携帯型XRFデータの比較可能性を細部について検討した論文が
  2つある。これらの論文は1997年のInternational Symposium of Field Analytical
  Methods for Hazardous Waste and Toxic ChemicalsでStephen Shefskyが
  発表している。
●井戸の中のVOCsをモニターするためのPassive Diffusion(受動拡散)、Bag(PDB)
  サンプラー
  拡散サンプラーを使うと、1サンプルあたり275から600ドルの労務費が節約できる。
  USGS(米国地質調査所)、空軍およびITRC(州間の共同作業委員会)が共同で検討し、
  井戸の中での拡散サンプラーの適切な利用方法をまとめ、報告している。2番目の報告
  書では、現場でのPDBサンプラーの利用例を6つ紹介している。2つの報告書とも、
  インターネットで入手可能である。電話番号888-ASK-USGSにかけると、USGSから
  ハードコピーを購入できる。
●地下水流出地域での揮発性有機化合物検出のための受動的気体拡散サンプラー
  使用手引き、およびニューインングランド地方での利用例
  ポリエチレン薄膜受動気体拡散サンプラー、またの名はPVDサンプラーは、地下水流出
  地域で地表水の底にたまった堆積物中の揮発性有機化合物(VOC)を検知確認するため
  の概査段階での道具として、有効かつ経済的であることを示している。ニューイングランド
  地方の9箇所の有害廃棄物処分場での利用例では、河川、小川、池、湿地帯や海岸線
  を含む各種水分条件下でPVDサンプラーを利用している。これらの場所でのPVDサンプ
  リングの結果、汚染地下水の存在が既知の地域のVOCで汚染された地下水流出地区
  の存在を確認し、広がりを詳細にして、過去に地下水汚染が確認されていない地域では
  VOCに汚染された地下水の流出が検出された。検知された主なVOCは塩化および石油
  有機化合物である。サンプル中の蒸気濃度は、体積濃度で検知感度以下から100万
  ppbまでの範囲であった。この結果は、汚染の広がりについて、詳細と地下水流の様子
  を示しており、焦点を絞った詳細調査の設計を可能にした。
●土壌サンプル縮分実施要綱の評価
  土壌サンプルを注意深く選び、管理して、副次サンプリングや縮分しないと、土壌サンプル
  の粒子の異質性のために分析結果が大きく変わる。(2002年5月14日発行のJournal
  of Chemometricsで、ウェブ上で出版されたGerlach他著の)論文は、riffle縮分法が
  副次サンプリングの際の誤差を少なくすると述べている。一方、(最も一般的に使われて
  いる副次サンプリング法である)grabサンプリングによる場合がデータの質が最も悪いと
  述べている。環境中の土壌において、一般的である基質(matrix)の粒度や比重が異なる
  場合、grabサンプリングの前に試料を混合することだけではサンプリング誤差を避ける
  ことはできない。この研究によると、分析精度に比べ、サンプリング精度は2桁以上低い。
●科学的な副次サンプリング方法による分析成績の向上 資料ダウンロード(85KB)
  意思決定のために信頼が置けるデータを提供できる分析をするために、全分析過程の
  中には適切な処理を行う必要のある過程が多い。Charls A.RamseyおよびJennifer
  Suggsの論文(Environmental Testing&Analysis、2001年3/4月号)では、固定
  された実験室または現場での分析においても、副次サンプリングの実施要綱に取り
  入れる必要のある基本的な科学原理を説明している。
●VOC分析のための土壌サンプルの冷凍保存
  この研究では、-12±3℃の貯蔵施設でVOCサンプルを冷凍保存する場合を評価して
  いる。この論文では、サンプル収集後、すぐ保存器具の中で冷凍保存した場合、サンプル
  の基質がいかなる場合にも、(BTEXを変質させる可能性のある生物的に活性な土壌中
  でも)両分析成分に対し、14日以内の保存ではVOCの濃度は保存される。保存期間
  14日後のサンプルで分析成分濃度の損失は5%以内である。
●サンプル輸送に対する運輸省(DOT)の規則
  環境サンプル輸送についての運輸省(DOT)の立場を述べた2通の手紙がUSEPA固形
  廃棄物部のウェブサイトに掲載されている。1通には、酸または塩基で固定された環境
  サンプルを自動的に「危険物」と分類する必要はないと述べているので、航空便での
  輸送代金が非常に縮小できる。もう1通では、VOCサンプル容器を空輸する場合の
  上部空きスペースについてのEPAとDOT間の意見の違いを解決するものである。


       F汚染地域の特性付け調査例(Site Characterization Case Studies)
●動的作業計画とイムノアッセイ(immunoassay)による殺虫剤汚染地域の浄化
  資料ダウンロード(500KB)
  本実施例では、US陸軍工兵隊(USACE)がWenatchee Tree Fruit Research and
  Extension Centerでの殺虫剤により汚染された土壌の費用対効果の高い浄化を計画
  し、実施したかを述べている。殺虫剤のためのイムノアッセイ・キットは、即時に結果が
  出るので、動的作業計画を立てるのに役立ち、現地の特性付けから浄化(土壌撤去、
  隔離、および廃棄)まで外科手術のような正確さで、継目なく実施できた。高価な常設
  研究室での分析はイムノアッセイに基づく決定の信頼性を確かめ、州の汚染地閉鎖の
  ための要請事項に合致するよう統計的に有効なデータセット作成のために利用した。
  調査地の特性付け調査、浄化および閉鎖業務は4ケ月以内に完了した。全プロジェクト
  費用(58.7万ドル)は従来方法による特性付け調査・対策費用の見積り額(120万ドル)
  の約半額であった。このプロジェクトの詳細については、プロジェクト作業プランとFRTR
  /USACE Cost and Performance Reportに記述されている。
●実施例作成要綱 資料ダウンロード(125KB)
  実施例作成要綱は革新的な現場調査方法に利用例を記述し、その経験を他の人も
  生かせるよう、管理者や現場担当者が利用できる。
●Hanscom空軍基地第1実施部隊 資料ダウンロード(1.68MB)
  本例は低価格で現場特性付け調査を実施するための斬新な技術のための費用と実績
  を提示した最初の例である。Hanscom空軍基地の詳細な報告書の要約版である。
●現場携帯型GC/MSを使ったTCEプルーン特性付け 資料ダウンロード(749KB)
  本技術評価報告は、EPA8260法を使った調査会社が現場調査でHAPSITE GC/MS
  を使用し、低価格リアルタイムVOCデータを提供した場合について説明している。米国
  陸軍工兵隊(USACE)が、3週間の現地調査期間にこのデータを利用し、ボーリングと
  長期観測井の設置位置をリアルタイムに決定するのに利用した。固定分析室で分析
  した場合に比べ、費用2.7万ドル(総プロジェクト費用の26%)と野外調査日数4日分を
  削減したと米国陸軍工兵隊は推測している。使用したQA/QC実施要綱とこのプロジェクト
  での分析手順も報告している。
●ドラム表面に対するDexile L2000PCB/塩化物分析器 資料ダウンロード(178KB)
  本例は低価格で詳細な現場調査を実施するための斬新な技術のための費用と実績
  を提示した例の一つである。この実施例には、新しい技術とともに、親しんできた機器
  や手順の新しい利用方法も示している。


       G近代化の経験(Mondernization Experiences)
●Argonne国立研究所
  Argonne国立研究所の環境評価部は長年にわたり、Triad法の考え方と戦術を使って
  きた。このような活動は、エネルギー省(DOE)内では、現場特性付け調査促進法(ESC)
  または適応性のあるサンプリングと分析プログラム(ASAPs)と呼ばれている。ASAPs
  やECSを使ったプロジェクトについてのレポートがここに示されている。
●フロリダ州環境保護局によるドライクリーニング溶剤浄化プログラムに適用された
  迅速な汚染地評価法 資料ダウンロード(2.31MB)
  フロリダ州環境保護局(FL.DEP)のドライクリーニング溶剤浄化プログラム(DSCP)では
  汚染されたドライクリーニング工場施設の汚染地評価と浄化のための革新的な
  プログラムを開発した。このような形態の土壌地下水汚染の評価にかかわる時間と費用
  の大幅削減を可能にした法制、行政、技術面について、この論文は述べている。
●コネチカット大学の促進汚染地域調査報告
  コネチカット大学のインターネットサイトには、土壌地下水汚染調査の現場調査法の使用
  例について論述した促進汚染地域評価報告や手引書が多数発表されている。さらに、
  コネチカット州環境保護局と共同開発した教育用のExpedited Site Assessment
  -The CD(インタラクティブ式CD-ROM)が提供されている。
●動的汚染地域調査:マサチューセッツ州BedfordのHanscom空軍基地第1実施部隊
  での適応性のあるサンプリングと分析プログラム 資料ダウンロード(1.03MB)
  本報告書には、動的汚染地域調査の結果と、その現場での実績が発表されている。
  この研究には、Hanscom空軍基地(マサチューセッツ州Bedford)の飛行場での
  リスク評価研究に現場分析機器と現場分析手法が利用された。



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